みなさん、こんばんは
山田です。
最近、読んだ本を紹介します。
森本あんり著「反知性主義ーアメリカが生んだ「熱病」の正体」
です。
アメリカという国の歴史をキリスト教という視点から見たものです。
アメリカ的な自由というもが、私の考えていた自由とはかなり違ったものだということがわかりました。
例えば、アメリカでは進化論を否定して、聖書の創生の物語を信じている人たちがいます。
そして、自分の子どもたちに、聖書の創生の物語を教える小学校に通わせる自由が必要だと考えます。
また、特定の知識層が人々を導くのではなく、誰でも自分で考え行動する自由を大事にする。
多分、銃を持つ自由を大事に思うのもアメリカ的な自由なんだとわかりました。
ちなみに反知性主義というのは、特定の知識層が物事を決定するのに反対するという意味です。
決して、学ぶことに対して反対しているわけではありません。
アメリカを理解するのに助けになる本だと思います。
森本さんの著作で下記の本も面白そうなので読んでみたいと思います。
みなさんのオススメの本も教えてくださいね。
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