みなさん、こんばんは
山田です。
今日の日経新聞のWebサイトに面白い記事が出ていましたので紹介したいと思います。
最近では分断という言葉がいろいろな分野で使われています。
それがインタネットでも起こっているようなのです。
海外から越境してくるデータ量を比較した記事が今回紹介するものです。
日経新聞の記事のリンク
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/splinternet/
この記事では、2001年から2020年までに流通しているデータ量の増加は
- 中国:7500倍
- ベトナム:230000倍
- インド:22000倍
- シンガポール:3000倍
- アメリカ:219倍
- 日本:225倍
アジアの諸国の伸びが著しいことが見て取れます。
これは、スマホの普及により、固定回線のネット環境を飛び越してスマホによるネット利用が進んだためだそうです。
ただ、データの流通量では、中国が1位になっています。アメリカはその半分くらい。
日本は、インドやベトナム、シンガポールにも負けています。
これは、日本では国内限定のサービスや情報がメインで、海外へ向けてのサービスがないことが原因のようです。
ここで、世界のデータの流れは、中国を中心とするものとアメリカを中心にするものに分かれてしまっている。
インターネットの中に2つの違う文化が存在するようになってきているのです。
ネットはだれでも自由に使える世界とある程度の監視と管理された世界が出来つつあるという事です。
日本でもデジタル化が叫ばれていますが、国がどのような管理を従っているのかをよく見極めていかないといけない時代になってきています。
ネットを使うと少しづつ個人の情報が漏れてしまいます。
では、使わなければいいという時はすでに過ぎ去ってしまっていると思います。
現在、ネットで提供されているサービスをすべてやめて、1995年以前(インターネットが始まる前)に戻るのは無理でしょう。
私たちは、だれが自分のデータを集めているかに注意することが重要です。
と言っても、だれもが気を付けることは難しいと思います。
教室ではブログなどを通じてこのような内容についても発信していきたいと思います。